ポンログ

文章を書く練習をしています。

海外ドラマ「SUITS」に学ぶ英会話 Sesaon1-1

海外ドラマの「SUITS」に随分前からハマっています。登場人物の魅力と、手に汗握るストーリー展開は海外ドラマならでは。間違いなくオススメできる作品です。

最近、英語を勉強したい欲が湧いてきたので、これから少しずつ「SUITS」の各話で印象に残った場面をまとめていこうと思います。

 

Season1 第1話 弁護士の条件より

マイクがハーヴィーに認められ、雇われるシーン。二人ともかっこいい。

 

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Harvey: Let me tell you something. This isn't elementary school, this is hard work. Long hours. High pressure. I need a grown God damn man.

 

単語解説 

God damn = extremely(極度に)のくだけた言い方

 

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Mike: You give me this and I will work as hard as it takes to school those Harvard douches and become the best lawyer you have ever seen.

単語解説

douch 大バカもの、ドアホの意味のスラング

http://www.slangeigo.com/archives/20888012.htmlより

「ハーバードのアホどもよりも」って感じですね。

 

海外ドラマはTOEICの勉強よりも全然楽しいし、生きた英語が学べる!継続していきます。

 

 

見切り発車で退職を申し出たら、急に希望が見えてきた

突然ですが、皆さんはもしも今転職するとしたら、転職先が決まってから退職を申し出ますか?それとも決まる前に辞めますか?

おそらく、転職先が決まってからという方が多いのではないかと思います。よくある転職サイトにも「退職を申し出るのは転職先が決まってから!」と書いてある記事が多いです。

 

しかし、私は2月1日、転職先が全く決まらないまま、職場に退職の申し出をしてしまいました。昨年の終わりごろから転職を考え始め、1ヶ月悩み、行動した末の決断でした。今は銀行員ですが、学生の頃に抱いていた編集者になる夢を追いかけて、憧れの人に会うこともできました。その時の話はこちら。

ponnkun.hatenablog.com

 

結果、編集者になりたい気持ちに自信が持てなくなった私は、プログラミングを学びたい気持ちが湧いてきました。急過ぎる方向転換(笑)気持ちがブレッブレで、転職してもまた失敗する奴だと思われるかもしれません。もちろん、編集者になりたい気持ちは今もあります。一方で、人生100年時代の長い長いこの先を見据えたとき、未経験で出版社になんとか潜り込み、どうにか紙の本の編集者になれたとしても、出版不況の現代では、その先の人生詰んでるだろうなと思ったのです。

今の編集者で一番面白いことをしてるのは、幻冬舎の箕輪厚介さんだと思います。「多動力」、「お金2.0」、「日本再興戦略」と、編集した本全てが次々ヒット。「箕輪編集室」という会社とは独立した組織を立ち上げ、本の編集に止まらない面白い企画をどんどん打ち出していく箕輪さん。もはや、既存の会社という枠組みの中では、売れる本なんて中々出てこないのかもしれません。

 

箕輪さんに直接言われたのは、「これからは個人の時代」ということ。1つの会社に属し、1つの仕事をこなす社会ではなくなっていく。雇用の流動性は増し、優秀な人材ほど活躍する場が広がっていく。時代遅れの出版社にわざわざ銀行から転職して入るのは、さすがにナンセンス。それならば、何かしら自分の実力をつけたい。そう考えた時、実力があればフリーランスにもなれて、まだまだ人が足りないエンジニアになるのもアリなんじゃないか。そんな考えが浮かびました。また、そもそも私が編集者になりたいのは、ありきたりですが、人の心を動かすコンテンツを多くの人に届けたいと思ったからです。出版社やWebメディアは、今やどこもエンジニアを募集している。編集者にならずとも、エンジニアとしてそれを叶えることもできると思ったのです。ついでに、これは直感ですが、内向型左脳優位の自分には、企画や人を巻き込む力が求められる編集者よりも、エンジニアが向いているのでは、、なんて思ったりもしています。(内向型左脳優位というのは、最近読んだ「内向型を強みにする」で知りました。気になる方はぜひ!ここ最近で1番自分にとって有益だった本!オススメです!)

 

そうはいっても、編集者の仕事はしたことがないし、プログラミングも全く知識が無い。どっちが向いてるかなんて分からない。でも逆に言えば、今の私はどっちにもなれる!大谷翔平選手のような二刀流になれたら、、、なんていうのは理想に過ぎないかもしれませんが、そこに向かって歯を食いしばって頑張る未来を想像した時、今の仕事を続けていくよりも100倍ワクワクしている自分がいました。そして、退職を決めました。

 

退職を決めたのは完全に見切り発車だったものの、人生不思議なもので、決めてから急に次の希望がどんどん見えてきました。

1 申し込んでから2週間返事がなく、諦めていたコルクのインターン採用の面談の依頼メールが届く。

2 空きがなかった箕輪編集室に追加募集があったので即入会。

3 ある会社で編集者兼何でもするアシスタントの内々定を頂く。

4 エンジニア転職保証テックエキスパート奨学金コースの受講資格を頂く。

 

これからどうするか、まだ考えはまとまっていませんが、まずやってみて、よく考え、人に会い、ワクワクする道に進んでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの銀行員1年目が、コルクの佐渡島さんと幻冬舎の箕輪さんに会えた話

某銀行の関西の支店に勤める私は、昨年12月に転職を考え始め、1月もいつの間にか後半になっていました。今日は、会社の有休を取り、あるイベントのために東京まで行った時の話です。

 

去年の終わり頃、私は今の仕事を続けていくことに違和感抱き、転職を考え始めました。どうせ働くなら、自分の好きなことを仕事にしたい。そう思い、志したのは編集者。理由は、端的に言えば「本が好きだから」。非常にありきたりな理由です。もともと大学時代の就活では、新聞社やテレビの記者、出版社を受験しましたが、大手にこだわったこともあり、内定が一つも出ず。「自分には向いていないのかもしれない。」典型的な大手志向の学生だった私は、そう自分に言い聞かせ、今の会社に入りました。

 

ずっと気になっていた会社、コルク

しかし、入社してからもずっと、メディアに携わる仕事がしたいという気持ちは消えませんでした。そして、出版業界の中でも、ずっと気になっている会社が1つありました。「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」をヒットさせた元講談社の編集者、佐渡島庸平さん(@sadycork)が代表を務める株式会社コルクです。

コルクは、「クリエイターが生み出した作品を、世に届け、後世に残す」ことをミッションにして、作家さんのエージェントとして作品の様々なプロモーションやWebサイトの運営をしています(ざっくりしすぎた説明で申し訳ありません)。

たとえ面白い本を作ったとしても、大量の情報にかき消され 、読者まで届かない。本を作るだけでなく、売る方法まで考えなければならないのが今の出版業界です。佐渡島さんは、「作品をつくったら、それをコミュニティに届けて、そこで話題にして、世間も興味を持つようにしなくてはいけない」と言います。

コルクのことがずっと気になっていたのは、大学時代、佐渡島さんの著書「僕らの仮説が世界をつくる」を読み、時代の先を見通す目と、ルールに縛られず、ルールを作る側に回るという発想に衝撃を受けたからです。一方で、「ただ本を作るだけじゃ稼げない。出版社に入っても、こういう人でないとこの先厳しいんだろうなあ」と、出版業界への就職に対するネガティブなイメージを強めたのでした。

 

コルクラボに参加したい!その一心で行動を起こす!

コルクでは、そのコミュニティ作りを学ぶために、コルクラボを運営しています。一般から参加者を募り、様々な業界の方がコミュニティ作りを自発的に学んでいます。作家さんを招いて講演会をしたり、自分たちでプロジェクトを立ち上げ運営したりと、仕事でもないのに自らの学びのためにここまでできる方々を、私は心から尊敬し、羨ましく思っていました。

 

どうしてもコルクラボに参加してみたい!募集要項を見ると、そこには会員からの紹介制との文言が。何のつてもない私はツイッターを始め、コルクラボの方々を勝手にフォローしました。すると、その中の1人の方から、気まぐれにフォローバックが!舞台関係の仕事をされている矢口さん(@tatsuya_yaguchi)です。私はすかさずダイレクトメッセージを送りました。正直、素性もわからない自分に対して返信なんてないだろうと思っていました。しかし、矢口さんは親切にも返信してくださり、さらにスカイプでお話しまでしてくだいました。コルクラボの具体的な活動内容について教えていただだき、なんと「ぜひ1度見学にいらしてください」と声をかけてくださったのでした。 

 

コルクラボの活動は水曜日。大阪で仕事をしている私は、半期に1度しか取れない有休を使い、転職の面接も兼ねて東京へ行きました。2社の面接を受け、19時前に渋谷駅で矢口さんと待ち合わせをし、会場へ。場所はBOOK LAB TOKYOです。矢口さんは想像通り、優しくて頼りがいのある方でした。そして、会場に着くと、そこには憧れの佐渡島さんが!佐渡島さんは、初対面の私にも気さくに話しかけてくださいました。

 

 今回のコルクラボは、「多動力」や「お金2.0」の編集者として一躍時の人となっている幻冬舎の編集者、箕輪厚介さん(@minowanowa)、マッキンゼーリクルートGoogleなど名だたる企業で活躍されてきた尾原和啓さん(@kazobara)、そして佐渡島さんの3人の対談形式。箕輪さんが編集を務めた尾原さんの著書「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」について、製作過程から本の内容まで語り合うというものでした。 3人のお話はとても刺激的で、現在の仕事にモチベーションが持てずに転職を考えている、まさにこの本のターゲット読者層ドンピシャである私には、突き刺さる内容ばかりでした。

 

3人の対談の最後には、周りに座っている人と感想を話し合い、何人かが発表する機会がありました。私は、いつもは人前で話すのを好まないタイプの人間ですが、せっかく大阪から来たのだからと、矢口さんに背中を押してもらい、「はじめまして!今日は大阪から来ました!社会人1年目で、今は銀行で働いてますが、転職を考えています!銀行のモチベーションの持たせ方は、、、」と僭越ながら皆さんの前で意見を述べる機会も頂きました。

 

箕輪さんからの金言

対談後の懇親会では、意見を発表したこともあり、多くの方とお話しする機会がありました。そして、あの箕輪さんとも直接お話しをすることができたのです。私はチャンスが来たと思い、

「編集者になろうと思い、今は転職活動をしています」

と言いました。すると箕輪さんは、

今は個人の実力の時代だから、いくらでもSNSとかで自分のやりたいことをする方法がある。編集をやりたいからって会社に属しようとするのは違うんじゃない。

とおっしゃいました。

私は「なるほど。。。」としか言えず、それに反論しうる自分の考えを持っていませんでした。なぜ編集者になりたいのか。編集者になって何がしたいのか。本を売るアイディアがあるのか。編集者になりたいというくせに、具体的な考えを何も持っていない自分の浅はかさを思い知りました。

 

その後、箕輪さんと話をしている流れのまま、箕輪さんと佐渡島さんの仕事の打ち合わせが始まりました。なんと、私は箕輪さんと佐渡島さんの間に座って話を聞くことができました。他にも周りで聞いている方々がいて、中には一緒になって議論している方もいましたが、私はとても入っていけませんでした。しかし、一流の編集者同士が、なんとか面白い作品を作ってやろうと知恵を絞り、本音で語り合う姿を、私はこの先もずっと忘れません。お二人とも、本当に思っていることしか話さない、ピュアな方でした。

 

コルクに入る夢、破れる

懇親会も終わり、皆さんが帰り始めた頃、私は佐渡島さんに話しかける機会を伺っていました。私は、なんとかしてコルクのインターンとして採用して頂けないかと考えていたのです。事前にコルクのインターン応募は済ませていましたが、返事はありませんでした。今日、直談判するしかない!コルクラボに行ったのはこれが目的でもあったのです。佐渡島さんが1人になったタイミングを見計らい、私は話しかけました。

「コルクは今インターンは募集してないんですか?応募したんですが。」

「学生だけだなあ。」

「そうですか。。。」

私は、いとも簡単に引き下がってしまいました。今思えばこの時、「どうして学生だけなんですか?」「面接だけでもして頂けませんか?」と食い下がることはできたはずです。編集者になろうとしている人間なら、佐渡島さんを口説き落とすくらいの熱量がないといけません。しかし私は、いつもの消極的な自分になってしまっていました。また、箕輪さんと話したことで、「自分は、新しい時代の編集者になろうという熱量と考えを持ち合わせているのか」と疑問を抱いてしまっていたのでした。

こうして私は、佐渡島さんや箕輪さんに会えた嬉しさと、今の自分では何も起こせないという悔しさを抱き、大阪行きの深夜バスで家路につきました。

 

行動することのみに価値がある

今回のことで分かったことは、行動を起こせば会いたい人に会えるということ。いくら会社でくすぶっていようが、行動すればどんどん世界が広がる。自分の居場所が、生きていく方法が、世間には他にもたくさんあると思える。それに気づけたことが大きな学びです。一方で、人生のチャンスは行動すれば意外と転がっているものの、それを何としてでも掴み取るための準備と熱量が必要であることも身をもって学びました。

 

この日から1週間以上が経ってしまいましたが、私はまだ何も先に進めていません。今の仕事はやりがいを感じる部分もあり、成長できているとも思いますが、この先も心から続けていきたいとは思えません。かと言って、やりたいこともまだぼんやりとしています。そうして、決断を先延ばしにする。今の状態は、精神的に良くないし、一緒に働いている人にも失礼だし、何も掴み取ろうとしない甘えた姿勢です。自分を信じてどこかでリスクを取らないと、やりたいことなんてできないことにはもう気づいています。

悩むのではなく、考えること。

深刻にならず、真剣になること。

どこかで拾ってきた言葉ですが、考え込んでしまう性質の私は、いつもこう言い聞かせています。行動することだけに意味があることを知った今、この気持ちが枯れないうちに、次の行動を起こしていきます。

 

佐渡島さん、箕輪さん、矢口さん、コルクラボでお話ししてくださった皆様には心から感謝しています。本当にありがとうございました。自分がこの先何をするにせよ、好きなことで生きていく方法があるのだと確信が持てました。またすぐに会いに行くのでよろしくお願い致します。

 

 

「二重目標」と「作業興奮」

今週のお題「2018年の抱負」

 

明けましておめでとうおめでとうございます。ポンです。

去年の終わりにちゃんと書き始めたこのブログも、最後には更新が失速。。。

色々と悩むところがあったわけですが、今年はそんな言い訳をしない1年にしていこうと思います。

 

話は変わりますが、私の大好きな漫画家、三田紀房先生の代表作「ドラゴン桜」の中で

「二重目標」という目標設定の仕方が出てきます。

 

 

自己の向上のためには継続が重要であることはよくわかっているつもりです。しかし、最初に大きな目標を掲げた時ほど、いつの間にか続かなくなっていることが多いのは、きっと私だけではないでしょう。面倒なことほど取り掛かるのに時間がかかる。取り掛からずに時間が過ぎて、そのまま寝てしまう。そんな毎日を繰り返すうち、「そういえば、これ全然できてないな。今の俺にはちょと無理だった〜☆」と闇に葬り去った行動目標は数知れず。その度に「自分は意思が弱い奴だ」と自己嫌悪に陥いったことも星の数ほどありました。「二重目標」なら、最低限の目標クリアすることで、モチベーションを継続していくことができます。

 

ちなみに、マラソン選手だって走りたくない日はあるし、小説家だって文章を書きたくない日はあるはずです。そんな気持ちの時は、とにかくシューズを履いてしまう。机に座ってペンを握る。気分が乗らない時でも、その行為を10分くらい続ければ勝手にやる気が出てきます。ヒトはそうやってできていて、これを「作業興奮」と言うそうです。ケリー・マグゴナガル氏の「スタンフォードの自分を変える教室」に書いてあります。

 

何かを継続できないのって、単に意思が弱いわけではなく、目標の立て方が間違っていたり、気分の高め方を知らなかったりするからなんだと思います。

今年は、「二重目標」と「作業興奮」をうまく使って、少しでも前に進んでいく年にしたいです。

 

具体的な一例として、今年は、「毎日アウトプットする」ことを目標にします!

「二重目標」

最低限→1日1ツイート

理想→ブログを週3回以上更新

作業興奮

電車に乗ったらとりあえずこのブログを開く

 

質にこだわるのは、まずは継続できてから。今年もよろしくお願い致します。

 

逃げない、悩まない、思考する

今週の月曜から、急に仕事が嫌で嫌で仕方なくなってしまいました。

1週間前は、「明日も頑張ろう」と思えていたのが嘘のようです。これが単に気分のムラで、現実から逃げているだけなのだとしたら、早急に考え方を変えなければなりません。

 

原因は2つ

1.自分の仕事が人のためになっていないと感じること。

2.先輩方の人間性、仕事振りは心から尊敬している。自分は努力がまだまだ足りないし、甘えていると思う。でも、先輩方からは不安や不満ばかりで、仕事が楽しいという話はない。努力した先にも、幸せは待っていないのではと思える。

 

転職サイトを眺めたりし始めちゃってますが、順番が違う。このままでは、また同じ過ちを繰り返す。

進学、就活を含め、その時にやりたいと思ったことを理由をつけて諦め、最後には、世間のいう「良い大学、良い会社」に入りました。自分を信じることができなかった、考えることをやめたツケが、今まわってきているのかもしれません。まずは、自分に向き合い言語化することから始めます。

 

 

顧客利益と収益の狭間で②

(続き)

いざ入社してみると、「お客様のために」なんて思っていると、とてもじゃないけど気持ちが持たないような実態がありました。基本的には投資信託や生命保険など、手数料を取る商品販売目標があり、それを達成できるかがその人の評価に直接つながります。達成できない場合は肩身の狭い思いをします。そうすると、「本当にこの商品はお客様に必要か」なんて考えずに、どこかで気持ちを割り切って、営業していくことになります。

 

先輩方は「あんまり気にすると病気になるから、気にしない方がいいよ」と言います。それに就活の時点で、こういう現実があることはしっかりわかっておくべきでした。銀行は融資の本業では稼げず、手数料ビジネスに移行している。当時、頭では分かっているつもりでしたが、なんとなく楽観的に考え、就活を終わりにしたい気持ちが勝っていました。「入ってみないとわからない」そう言って、思考停止してしまいました。

 

今の私が取るべき行動は何なのか。少なくとも、このように後悔や反省の弁を書き連ねることではありません。

1.さっさと見切りをつけて転職する

2.今の仕事で突き抜けた人材になる

のどちらかでしょう。

 

1を選ぶなら、その選択が現状からのただの逃避になっていないか検証し、転職の理由を自分の言葉で語れるようになる必要があります。

2の場合は、今の気持ちのままでは無理です。そもそも仕事はお金を稼ぐためのもの。「お客様のため」という理由だけでするものではなく、「自分のため」という理由があることを素直に受け入れることから始めた方がいいのかもしれません。

いずれにせよ、悩むのではなく考え、自分の気持ちにじっくり向き合おうと思います。中途半端にならず、自分の心がワクワクする選択を自信を持ってできるようにしたいです。

顧客利益と収益の狭間で①

今日は職場で、昨日のNHKクローズアップ現代の話題が出ていました。私は見ませんでしたが、銀行が投資信託や外貨建て生命保険を押し売りしているという内容だったそうです。現役の銀行員が、投資商品を販売した際の評価方法などの裏事情を明らかにし、お客様が本当は必要としていないとしても、自身の目標達成のために販売しなければならない苦悩などが、放送では描かれていたようです。

 

私は、まだ収益目標が課されていないので、収益と顧客利益の狭間で葛藤するような場面にはまだ出くわしていません。しかし、テレビで取り上げられたことに似たような状況は、ほとんどの金融機関で実際に起こっていることだと思います。私の職場でも、現状とのギャップが大きい収益目標に、先輩方は心をすり減らしているように見えます。「こんなはずじゃなかった」とか「辞めるなら今のうちだぞ」と冗談半分で先輩方は言いますが、そんな話が出る職場に失望し、他の仕事に憧れてしまうのは、まだ社会が分かってない甘ちゃんなんでしょうか。マイナス金利の影響で、金融機関はどこも経営は厳しい。転職したところで何も変わらない、むしろ今の職場の人の良さを考えるとマイナスです。金融ではない業界に行くにしても、この仕事で何も得ていない自分に何をできるのか。とかなんとか考えるだけで、結局何も行動しない今の状態が1番良くないのは分かっているつもりです。

 

これからプロの営業員として頑張りたいと思う自分と、今後のことを考えると正直希望が持てない自分の両方がいます。そんなどっちつかずな状況がずっと続いていて、誰かの言葉にすぐ影響を受け、どちらかに大きく傾く時もよくあります。

 

そもそもは私が今の会社に入ったのは、ここしか内定がもらえなかったというのが最大の理由です。何をしたいのか分からず、色々な業界を受け、結局はどこの面接もいいとこ止まり。最後の最後で内定が出たのが今の会社でした。いかんせん大手であったため、それ以上就活を続ける気もなくなってしまったのでした。

ネガティブな振り返り方をするとこうですが、一方で、金融機関はたしかに志望している業界の一つでした。メーカーなど、モノで勝負する会社では、モノを作れない私は会社の看板だけでしか仕事ができない(決してそんなことはありませんが、当時はそう思っていた)。一方で、金融などモノを持たない業界は、その人自身が売り物になる。将来的には自分の名前だけで仕事ができるようになりたい、かつ、知的好奇心を満たせるような仕事がしたい。すると、絶えず知識を獲得する必要があり、お客様に信頼されるために人間性も要求される金融の仕事は、魅力的に見えたのでした。