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見切り発車で退職を申し出たら、急に希望が見えてきた

突然ですが、皆さんはもしも今転職するとしたら、転職先が決まってから退職を申し出ますか?それとも決まる前に辞めますか?

おそらく、転職先が決まってからという方が多いのではないかと思います。よくある転職サイトにも「退職を申し出るのは転職先が決まってから!」と書いてある記事が多いです。

 

しかし、私は2月1日、転職先が全く決まらないまま、職場に退職の申し出をしてしまいました。昨年の終わりごろから転職を考え始め、1ヶ月悩み、行動した末の決断でした。今は銀行員ですが、学生の頃に抱いていた編集者になる夢を追いかけて、憧れの人に会うこともできました。その時の話はこちら。

ponnkun.hatenablog.com

 

結果、編集者になりたい気持ちに自信が持てなくなった私は、プログラミングを学びたい気持ちが湧いてきました。急過ぎる方向転換(笑)気持ちがブレッブレで、転職してもまた失敗する奴だと思われるかもしれません。もちろん、編集者になりたい気持ちは今もあります。一方で、人生100年時代の長い長いこの先を見据えたとき、未経験で出版社になんとか潜り込み、どうにか紙の本の編集者になれたとしても、出版不況の現代では、その先の人生詰んでるだろうなと思ったのです。

今の編集者で一番面白いことをしてるのは、幻冬舎の箕輪厚介さんだと思います。「多動力」、「お金2.0」、「日本再興戦略」と、編集した本全てが次々ヒット。「箕輪編集室」という会社とは独立した組織を立ち上げ、本の編集に止まらない面白い企画をどんどん打ち出していく箕輪さん。もはや、既存の会社という枠組みの中では、売れる本なんて中々出てこないのかもしれません。

 

箕輪さんに直接言われたのは、「これからは個人の時代」ということ。1つの会社に属し、1つの仕事をこなす社会ではなくなっていく。雇用の流動性は増し、優秀な人材ほど活躍する場が広がっていく。時代遅れの出版社にわざわざ銀行から転職して入るのは、さすがにナンセンス。それならば、何かしら自分の実力をつけたい。そう考えた時、実力があればフリーランスにもなれて、まだまだ人が足りないエンジニアになるのもアリなんじゃないか。そんな考えが浮かびました。また、そもそも私が編集者になりたいのは、ありきたりですが、人の心を動かすコンテンツを多くの人に届けたいと思ったからです。出版社やWebメディアは、今やどこもエンジニアを募集している。編集者にならずとも、エンジニアとしてそれを叶えることもできると思ったのです。ついでに、これは直感ですが、内向型左脳優位の自分には、企画や人を巻き込む力が求められる編集者よりも、エンジニアが向いているのでは、、なんて思ったりもしています。(内向型左脳優位というのは、最近読んだ「内向型を強みにする」で知りました。気になる方はぜひ!ここ最近で1番自分にとって有益だった本!オススメです!)

 

そうはいっても、編集者の仕事はしたことがないし、プログラミングも全く知識が無い。どっちが向いてるかなんて分からない。でも逆に言えば、今の私はどっちにもなれる!大谷翔平選手のような二刀流になれたら、、、なんていうのは理想に過ぎないかもしれませんが、そこに向かって歯を食いしばって頑張る未来を想像した時、今の仕事を続けていくよりも100倍ワクワクしている自分がいました。そして、退職を決めました。

 

退職を決めたのは完全に見切り発車だったものの、人生不思議なもので、決めてから急に次の希望がどんどん見えてきました。

1 申し込んでから2週間返事がなく、諦めていたコルクのインターン採用の面談の依頼メールが届く。

2 空きがなかった箕輪編集室に追加募集があったので即入会。

3 ある会社で編集者兼何でもするアシスタントの内々定を頂く。

4 エンジニア転職保証テックエキスパート奨学金コースの受講資格を頂く。

 

これからどうするか、まだ考えはまとまっていませんが、まずやってみて、よく考え、人に会い、ワクワクする道に進んでいこうと思います。